太陽系外の惑星直接観測  
NASA


 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は8日、赤外線宇宙望遠鏡スピッツアーを使い、太陽系外の惑星の光を検出することに成功したと発表した。この惑星は直径が地球の約2倍。巨大惑星の光をとらえた例はあるが、海王星(直径は地球の約4倍)より小さな惑星は初という。

 観測したのは、地球から41光年離れた惑星「55カンクリe」。これまでに間接的な方法で存在が判明していた。恒星の近くを回り、表面温度は約1700度と高く、生命は存在できないとみられる。



惑星「55カンクリe」(中央右)と恒星の想像図
(NASA提供・共同)

<平成24年5月10日付、北國新聞>

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