宇宙で独りぼっち?
銀河系の浮遊惑星発見


 名古屋大と大阪大の研究チームは18日、恒星の周囲を回らず、宇宙空間を漂う「浮遊惑星」とみられる天体を、銀河系内で10個発見したと発表した。いずれも木星と同じくらいの質量で、地球から2万6千光年以内に存在。複数個がまとまって確認されたのは初めてといい、19日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。

名大など国際共同観測

 両大などが参加する国際共同観測ネットワークが2006〜07年、ニュージーランドに設置した望遠鏡で観測したデータを分析した。



木星と同じくらいの質量の「浮遊惑星」の想像図
(NASA/JPL/Caltech/R.Hurt提供)

<平成23年5月19日付、北國新聞>

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