マックノート彗星とらえた  
金沢の中林さん撮影


 金沢市金石北3丁目の中林義博さん(50)は12日未明、白山市の一里野温泉スキー場近くで、地球に接近中の青白く輝くマックノート彗星を写真にとらえた。

 オーストラリアの天文学者ロバート・マックノート氏が昨年9月に発見した同彗星は、今月初旬から明るくなり、今月中旬から下旬にかけて肉眼でも確認できると予想されている。

 中林さんは、午前2時ごろから1時間かけて彗星を探し出し、赤道儀で追尾。午前3時7分、北東の低い空に輝く淡い光の撮影に成功した。 



青白く輝くマヴクノート彗星=12日午前3時7分、白山市の一里野
(赤道儀を使用し、300ミリレンズでISO1600、絞りF5.6、90秒間露光)

<平成22年6月14日付、北國新聞>

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