ハイビジョンの月面 クレーターくっきりと 宇宙航空研究開発機構は7日、月を周回中の衛星「かぐや」がハイビジョンカメラで撮影した月面の動画と、動画から切り出した静止画像を公表した。かぐやはこれまでもアンテナなどを監視するカメラで月面を撮影しているが、ハイビジョン画像は世界で初めて。 公表された静止画像は3枚。このうち月の北極付近の画像では、大小きまざまなクレーターや溝など、月面の地形を鮮明にとらえている。緯度が高いため太陽の光が低く差し込み、クレーター内に長い影ができている様子もはっきり見ることができる。 |
大小さまざまなクレーターがある月の北極付近
(宇宙航空研究開発機構、NHK提供)
<平成19年11月8日付、北國新聞>
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