緑の彗星くっきり

 羽咋市旭町の羽咋星の会顧問、会社役員松島昌幸さん(60)が7日早朝、今年1月にポーランドの天文家が発見したばかりのポイマンスキー彗星の撮影に成功した。羽咋の東の低空で、尾を引いて緑色に輝く彗星の姿をとらえた。
 松島さんは朝には晴れるとの天気予報を受け、7日午前3時半ごろ、自宅の76ミリ屈折望遠鏡に向かった。街の明かりのため、なかなか彗星を見つけられなかったが、約1時間後、望遠鏡の視野に入れ、同4時50分ごろ一眼デジタルカメラで撮影した。
 松島さんによると、ポイマンスキー彗星は早朝4時半から5時過ぎにかけて東の低空に位置するが、肉眼での確認は難しいという。




松島さんが撮影したポイマンスキー彗星(下)
=7日午前4時50分ごろ、露出2分

<平成18年3月8日付、北国新聞>

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