クレーターに輝く円形の氷
火星探査機が撮影

欧州宇宙機関(ESA)は29日までに、無人火星探査機マーズエクスプレスが高解像度カメラで撮影した、隕石が衝突したとみられるクレーターの底に白く輝く円形の氷の塊の写真を公表した。ESAによると、クレーターは火星の北極付近にあり、直径約35キロ。周囲の縁から最深部までは約2キロある。撮影時期は火星の北極の晩夏で、ドライアイスは気化してなくなっているはずの時期なので、水の氷とみられるという。

欧州宇宙機関(ESA)の探査機マーズエクスプレスが
撮影した火星のクレーターにある氷の塊(ESA提供)

<平成17年7月30日付、北国新聞>

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