マックホルツ彗星と「すばる」寄り添い輝く
羽咋の松島さん撮影

 羽咋星の会会長の会社役員松島昌幸さん(58)=羽咋市旭町=は「マックホルツ彗星」と、おうし座にある「すぱる」(プレアデス星団)が接近した様子をカメラに収めた。松島さんは16日午後2時から、柳田村の柳田星の観察館「満天星」で開かれる天文講演会の中で、宇宙ロマンの一つとして紹介する。
 撮影したのは今月8日深夜0時ごろ。県内では悪天候で観測が困難なため、星の会会員とともに車を走らせ、長野県塩尻市郊外の諏訪湖付近の高原で撮影に成功した。
 口径10センチ焦点距離400ミリの屈折望遠鏡を通し、青白い輝きを放つマックホルツ彗星から2本のテイル(尾)が出ているのをはっきりとらえた。彗星は徐々に地球から遠ざかるが、まだまだ観測できるという。
  

  
マックホルツ彗星(右)と「すばる」(左)=8日深夜0時ごろ、
長野県塩尻市郊外(松島さん撮影)
 
<平成17年1月14日付、北国新聞>
 
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