南北両極オーロラ”踊る”  NASA衛星撮影
 
【ワシントン30日共同】オーロラが地球の南極と北極で同時に、ダンスを踊るように幻想的に揺れ動く様子の観測に米航空宇宙局(NASA)の人工衛星が成功、30日、発表した。
 NASAは、1996年に打ち上げたオーロラ観測衛星「ポーラー」に搭載した3種類のカメラを使い、太陽活動が活発で大規模なオーロラが観測された10月22日に地球を撮影。地球の両極で明るく輝くオーロラを約1時間連続観測した。
 NASAは、撮影した写真を基にオーロラの動画像を作成。オーロラは、南極と北極で互いに鏡に映したような形になり、ほぼ同時に明るくなったり暗くなったりしていたことを確認した。
   
  
米航空宇宙局(NASA)の観測衛星「ポーラー」が
10月22日にとらえた北極と南極地域に現れたオーロラ
(ロイター=共同)
   
<平成13年10月31日付、北国新聞>
  
HOME太陽系ニュース目次
  inserted by FC2 system