オーロラ撮影、北海道で成功銀河の森天文台
  
 北海道陸別町の銀河の森天文台が1日までに、オーロラの撮影に成功した。オーロラは先月31日夜から1日未明にかけて北の空に現れ、地平線から上空約20度までの星空に赤く輝いた。銀河の森天文台のカメラがとらえたのは昨年11月29日以来。
 同天文台の津田浩之係長によると、11年ごとに太陽が活動的になる周期に合わせてオーロラの規模も変化する。昨年と今年はオーロラが観測しやすい年に当たり、数日前から大きな黒点が太陽に現れていた。北海道など低緯度の日本でも、カメラや望遠鏡を使わずに肉眼で観測できる可能性もあるという。
  
   
北海道陸別町の銀河の森天文台で撮影された、北の星空を赤く染めるオーロラ
=3月31日午後8時27分(銀河の森天文台の津田浩之さん撮影)
  
<平成13年4月2日付、北国新聞>
  
HOME太陽系ニュース目次
 
inserted by FC2 system