木星のあらし、くっきり撮影
 
【ワシントン23日共同】2004年の到着を目指し土星に向かっている米国、欧州共同の無人探査機カッシーニが途中、木星付近を飛行中に撮影した木星の千名な写真を米航空宇宙局(NASA)が23日、公開した。
 撮影は今月8日。木星から約7800万キロ離れた位置から、目玉のように見える巨大あらし「大赤斑」など木星の大気の様子をくっきりとらえた。
 大赤斑は幅11,000キロ、横24,000キロの長円形で、ほぼ地球2つ分の大きさ。回転する巨大な高気圧のようなものと考えられている。1664年に地上の望遠鏡を使った観測で初めて発見されて以来、300年以上も活動を続けている長寿命のあらしだ。
 カッシーニは現在も木星近くを飛行しており、今年12月30日には約1,000万キロの距離まで接近する。
 NASAはこれから来年にかけて、カッシーニで木星の観測を続け、木星大気の運動などの解明に役立てたい、としている。
 
    
米国、欧州共同の無人探査機カッシーニが、土星に向かう途中に撮影した木星。
中央右下に見える長円形は地球の2つ分の大きさがある巨大あらしの「大赤斑」
(NASA提供・共同)

<平成12年10月24日付、北国新聞>

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